いえづくり現場ノート(いちかわつくみ建築設計室のブログ)

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2015年 10月 29日

中野の家、設計スタート

東京都中野区で新しい住まいの設計がはじまりました。
下町の住宅密集地、狭小敷地での計画です。
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準防火地域で木造三階建てとすると、一般的には木を石こうボードやサイディングで覆った木造らしくない家になってしまいます。
この計画では防火性能を確保しつつ、木を見せる工夫をして、下町の風情が感じられるような住まいにしたいと考えています。
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ちなみに施主さんは大地を守る会で提携している中野区の河合工務店のご夫婦です。
施工面でも連携して、完成まで紹介していけたらと思います。

自然素材の家 いちかわつくみ建築設計室
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by tsukumi_archi | 2015-10-29 11:06 | 中野の家 | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 24日

床下地の工事

逗子の家、外壁の仕事が終わり、内部床の下地工事を進めています。
1階の荒床は工務店の提案で斜め張りにしてもらいました。(通常は大引と直交して張ります)
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手間がかかる方法ですが、仕上げ床の反りや狂いを吸収し緩和してくれるそうです。
無垢材を扱う知恵ですね。
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2階の床は、1階の天井を兼ねた荒床の上に転ばし根太を敷いていきます。天井裏や壁内の空間がありませんので、ここが電気の配線スペースになります。
昔ながらの民家の造りですが、現代の暮らしに合わせることも大切で、こういった工夫も必要になってきます。

自然素材の家 いちかわつくみ建築設計室
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by tsukumi_archi | 2015-10-24 22:24 | 逗子の家 | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 15日

外壁板張り終盤

逗子の家、外壁の板張りが終わりに近づいています。

ここまで外部にたくさんの板を張ることはなかなかありませんので。。。
ご近所の方にも珍しいと、棟梁に声をかけているようです。
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最近の現場では加工されたものを組み立て、取り付ける仕事が殆どになってきています。
庭先でのこんな加工の風景も今となっては珍しいです。

自然素材の家 いちかわつくみ建築設計室
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by tsukumi_archi | 2015-10-15 20:42 | 逗子の家 | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 10日

外壁の板張り

逗子の家、外壁の板張りが進んでいます。
杉の羽目板を縦に張り、継目を目板で重ねる張り方で伝統的な和の張り方です。

昔は機械がなかったので実加工が難しかったこと、細い木から板を取ると板の両脇に白太(水に弱い部分)が出やすく、そこを目板でカバーする。ということから考案された張り方なのではないかと思われます。
先人の木を使いこなす知恵です。
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雨戸の戸袋も木でつくっています。
アルミサッシの雨戸の枠に被せるようにして戸袋を作り、上部を板金で雨じまいします。
見た目は懐かしい木の戸袋ですが、使い勝手は軽くスムーズな現代の雨戸です。
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自然素材の家 いちかわつくみ建築設計室
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by tsukumi_archi | 2015-10-10 22:27 | 逗子の家 | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 01日

豊田の家、竣工写真

外観(屋根:ガルバリウム鋼鈑葺き、外壁:リシン吹付け及び杉板張り)
縦繁の引戸や格子、縦羽目板の外壁。和の趣のある玄関まわりです。
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玄関、玄関収納
(土間床:豆砂利洗い出し、床:杉、壁と天井:土佐和紙)
懐かしい雰囲気の玄関引戸と土間続きの収納のある玄関です。
靴や傘、コートやバックなど、外出時に必要なものが全て納まります。
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居間・食堂(床:杉、壁:しっくい、天井:杉)
奥に見えるのは対面式のキッチン。
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腰掛けられる小上がりの畳コーナー。
居間に大きなソファーは置かないことにして、ここでのんびりできます。
テレビは壁掛け式にし、AV機器は小上がりの床下に納めています。
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押入の下には床の間的なニッチを設けました。ちょっとしたものを飾って楽しめます。
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小上がりの下は収納スペース、目隠しはけんどん式の簡単な杉の板です。
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南東角の吹抜けからは、しっくいの壁を伝って光が降ってきます。
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洗面所(床:杉、壁:杉、天井:しっくい)
大工造作で洗面台をつくりました。日頃のお手入れがいるけれど、愛着の湧く洗面台です。
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2階ホール(床:杉、壁:しっくい、天井:杉)
勾配天井の気持ちの良い場所。
ここは洗濯物の室内干し、手洗いコーナー、ワークスペースと様々な要素が点在しています。
はしごの上はロフトです。
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施主さんの探してきた信楽焼の手洗い鉢。
天板の山桜は材木屋さんで選んだもの。
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吹抜け前のワークスペース。こちらの天板も山桜。
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主寝室(床:杉、壁:土佐和紙、天井:杉厚板)
すのこに布団敷きなので低めのしつらえとしています。
天井はロフトの床を兼ねた踏み天井。
和紙の照明が柔らか。
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予備室(床:杉、壁:土佐和紙、天井:土佐和紙)
将来の家族構成の変化に応じて対応できる部屋を一つ設けました。
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設計開始から一年。豊田の落ち着いた住宅街に、和の趣のある自然素材住宅の誕生です。
部屋の数や大きさにこだわらず、楽しみのある場所を家中に散りばめた住まいとなりました。

施工:創和建設株式会社

自然素材の家 いちかわつくみ建築設計室
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by tsukumi_archi | 2015-10-01 21:30 | 豊田の家 | Trackback | Comments(0)