不安定な天候の中、杭工事が始まりました。
今回は6本の支持杭を33m下の支持地盤まで6本打ち込みます。
アースドリル工法という工法で、杭打ちとはいっても振動や騒音の少ない工法です。
まず地面を掘削し竪穴を掘っていきます。
一本目は試験杭と言い、支持地盤まで掘削しながら土のサンプルをとっていき、ボーリングデータと比較します。
深さによって粘土層や砂の層などいろんな色の土が出てきます。
上の写真では右上から左下へ1mづつ深くなるように並べています。
何だかグラデーションがきれいですね。
浅いところは茶色い植物などの腐植土、中間はグレーの粘土、深くなるに連れて砂質になっていきます。
太古の時代この場所は河や海底だったのでしょうか?
予定通り、30mより下に支持力の高い砂の層が出てきてホッとしました。
自然素材の家 いちかわつくみ建築設計室